俊ちゃんニュースレター   翔牛(しょうぎゅう)    第5号 平成16年12月18日 

発行所;津城公認会計士事務所 編集者;津城俊幸 電話03−3654−8130 ファックス03−5607−2482 

 

事務所便り

行事 当事務所の忘年会を12月10日、船堀駅前の「つきじ植むら」で催しました。先月末に退職した、畠山光子の送別会と、額田妙子の歓迎会もかねて、ふぐ会席のコースをいただきました。

猫のミーコ(事務所で飼っている雌猫です) 特に異常なし。相変わらず気楽な猫の生活です。時々、窓際の机の上に乗って、物憂げに外の景色を見ていることもあります。丁度スフィンクスのような格好で。猫でも物思いに耽ることがあるのでしょうか?

 

社長の経営戦略教室 〜会計における社長の役割(=仕事=戦略)〜

 会計はいくら詳細に精密に記録しても、会計業務それ自体からは、一銭の粗利益も生まれるわけではありません。ですから、会計は出来るだけ簡素に軽装備を旨とし、経理関係の人件費も同規模の他社と比較して過大にならないように気をつけなければなりません。売上高が5億円以下、特に、1億円以下の中小企業(あるいは、従業員100人以下の中小企業)は、役所が定めている上場企業用の詳細な、複雑な会計規定や、財務諸表の作成基準に準拠する必要は全くありません。

 社長は、現金出納帳や、売り上げ台帳等の記帳や、コンピューター入力業務を自らやる必要はありません。(会計の日常業務も自分で担当としている小規模企業の社長の場合は別ですが。)中小企業の会計は、自社の経営規模にあった、簡素で、有効な、会計システムを考えなければなりません。それが、会計における社長の役割(仕事=戦略)と言うことになります。例えば以下のように・・・。

T 伝票の枚数は出来るだけ少なくする工夫をする。

U 仮払い等の会計処理を簡素化する。そのためには例えば、役職ごとに一定金額まで、又は一定期間までは立て替え払いをしてもらって、精算する方法を採用すれば、少なくとも、仮払いの発生時の会計処理は不要になります。

V 会計科目は出来るだけ少なくする。例えば、仮払金と立替金を一本化する。固定資産科目も単純化する。経費の科目数も簡素化する。

W 科目処理は理論的な精密さより、簡潔を心がけ、例えば1件あたり5千円以下の経費については、原則として、雑費として処理する等の方針を定める。

X その結果、税務調査の際に税金の支払いが3〜5%多くなる可能性がありますが、それは必要経費と割り切る。

Y 経理事務は、パートアルバイトをうまく活用して、経理関係の人件費を節約する。

Z 会計データの利用方法は、せいぜい5〜6種類の財務比率や、集計データに絞って、簡潔にポイントと全体像をつかむようにする。20も30も財務比率や集計データを計算したり、作成する必要はありません。(この財務比率等に興味のある方は、お問い合わせ下さい。資料を無料でお送りいたします。)

[ 決算書や財務比率は、単に過去や現状の会計的数字による報告であって、これらをいくら正確に作成し計算しても、問題点の分析や、業績向上のための対策は、自動的には出てきません。わかりません。それらは別途、社長の営業戦略、商品戦略等として検討しなければならない、いわば社長の仕事であって、会計担当者の仕事ではありませんから勘違いしないようにしなければなりません。

 

雑情報 今日はどんな日

12月2日 1944年(昭和19年)不出生の名投手、沢村栄治が、フィッリピン近海で、乗っていた輸送船が撃沈され、戦死した。享年数え年で28歳。終戦まで、あと8ヶ月と13日でした。

12月5日 1933年のこの日、アメリカ合衆国の「禁酒法」が廃止されました。1917年12月、アルコール飲料の製造販売、運搬輸出入を憲法で禁止、さらに1920年1月16日には、国を挙げて「禁酒法」を断行。しかし、メチル酒の氾濫による中毒死や失明が続出。また闇取引による、ギャングの抗争事件等が横行、ついにこの日を迎えました。約14年間の「禁酒法時代」でした。

 

数字は語る

35000と17 伊能忠敬が「大日本沿海與地」を作成するために日本全国を測量したが、その距離、3万5千キロ。

17年の歳月をかけて踏破。「大日本沿海與地全図」として完成したのが1821年(文政4年)でしたが、伊能忠敬はその3年前、1818年(文政元年)に死去しています。

9560  2003年の世界全体の軍事費は9560億ドル(約105兆5千億円)。前年比6.5%増加。米国が全体の47%を占め、日本が5%、英、仏、中国が各4%。世界の国内総生産(GDP)比で言うと

2.7%に達するそうです。(スウェーデンのストックホルム国際平和研究所の2004年版の年次報告より)

 

編集後記 

「ランチェスター経営教室」のタイトルを今回から上記のように少し改めました。趣旨に変わりはありません。今年も余すところあと13日。「有終の美」と行きたいものです。仕事始め、正月5日からの予定です。