ニュースレター   翔牛(しょうぎゅう)   106号  平成22年6月30日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

 

ランチェスター戦略の実例   ランチェスター第2法則(2乗法則)

 

この2乗法則は地域市場の営業にも応用できます。

人口20万人の都市(A)から100万人の都市(B)へ進出する時はその人口比の2乗は、1:5=1:25となり、営業を軌道に乗せるのにB市においてはA市より25倍難しくなります。

A市での業績が20人の営業マンで維持されているとして、B市でも同じ20人で同様の業績を上げようとすれば、営業地域を、B市の人口20万人の区画に限定することが、まず最低限必要です。

同じ営業地域内で、甲社の営業マンが15人、乙社の営業マンが10人だとすれば、他の条件が等しければ、売上高は225:100の比になります。

ラーメン屋、焼き鳥屋等のように狭い地域や、特殊な場所、あるいは特定のマニア的なお客を対象とする商売であれば、2乗法則は働きません。味と人間性の問題です。大型の回転すし店等が近くにある寿司屋さんの場合は別。

 

(参考文献:竹田陽一著「ランチェスター 中小企業の成功戦略」ほか)

 税金一口メモ    給与所得  貸与住宅   

使用人(役員は別)に対して貸与した住宅等について、実際に徴収している賃貸料が通常の賃貸料(=会社が支払う賃貸料の50%相当額等)の50%相当額以上(つまり会社が払う家賃の4分の1以上)である場合は、その使用人の受ける経済的利益はないものとされます。詳しくは事務所まで。(h22.03P298

雑情報 その1 今日はどんな  6月30日 1994年(平成6) 村山(社会党党首)内閣発足

戦後の混乱期の1947年(昭和22)に、新憲法下での初の総選挙で誕生した片山内閣以来の、村山富市社会党党首を首班とする内閣が、この日発足しました。与党は自由民主党、日本社会党、新党さきがけの3党でした。これに伴い社会党のそれまでの党是であった非武装中立、日米安全保障条約反対、自衛隊は違憲を撤回し、安保条約堅持、違憲としてきた自衛隊を合憲とすることを村山富市は総理就任に際し表明しました。

その状況を同時代人の一人として間近に見聞していて、あれほど頑強に反対してきた日米安保や自衛隊を、あっさり認めたことに驚きました。従来の主張が非現実的な空理空論だったことを、認めたことは喜ばしいことですが、不毛な議論に空費した膨大な時間的、経済的損失は測り知れません。

翌年の1月「阪神・淡路大地震」、3月「オウム・地下鉄サリン事件」と空前の大災害、大事件が勃発。前者では政府の対応の遅さ、不手際、特に自衛隊への出動要請の遅れが問題となり、内閣支持率は急落。後者では自らもその制定に激しく反対した、「破壊活動防止法」の適用を、公安審査委員会に申請しましたが、内心は忸怩たるものがあった事でしょう。

8月15日に、後の内閣や日本の内外政の手枷・足枷となり続けることとなる「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(村山談話)なるものを発表し、それを置き土産に、翌1996年(平成8)1月5日退陣表明、11日内閣総辞職しました。

実際に首相をやってみてその責任の重さを実感し、またそれまでの自分の政治活動との矛盾に悩み疲れたのでしょう、根は真面目で正直な人の様ですから。ただ真面目さ・正直さも相手によりけりだという事を、政治家たる者は特に肝に銘じておく必要があります。個人のレベルのそれは、付込まれても自分だけの問題ですが、一国の首相ともなると、ことは国全体、民族の誇りと歴史、さらには未来の国家・民族の存亡にまで及びます。

その2 彼は言った、、、 「ラ・ロシュフコー箴言集」より

節制とは健康を愛する事、もしくはたくさん食べる力がないことである。

人間の中にある才能はどれも、それぞれの木と同じく、めいめいの固有の特性と効用を持っている。

うんざりするほどその話をしたときほど、物事をきれいさっぱり忘れてしまうことはない。

 

編集後記あるいは近況報告・雑感 (ご不用の方はお申し出くださいます様、お願い致します。)

菅総理も、民主党も、過去の野党時代の無責任な言動について、正式に謝罪なり撤回なりをしてもらいたいものです。参百代言的な言い訳ばかりでは信頼できませんし、品格にも欠けると思います。