ニュースレター   翔牛(しょうぎゅう)   112号  平成22年9月30日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

必勝の条件

市場占有率で1位が73.88%の占有率を持つと、実質上100%の支配力を得たのと同じになります。100-73.88=26.12となり、1位対その他の割合は73.88/26.12=2.828 で約3となります。「3対1」が必勝の条件となります。

これは第2次世界大戦の時に、米国の戦略研究の結果判った事で、米国は実際の上陸作戦、航空戦等にこの法則を適用し戦果をあげました。短期決戦では偶発的なことが重なり予定通りにはいきませんが、敵の3倍の戦力を以ってすれば、必ず勝つという法則です。

これを経営に応用すると、3倍は期間1年ぐらいの短期決戦の時の必勝条件と言うことになります。

期間が3年ぐらいの場合は、偶発的な事が起きてもそれをカバーする時間的な余裕がありますから、3の平方根の1.7倍が必勝条件と言うことになります。

期間が5年ぐらいになると、さらに1.7の平方根の1.3倍が必勝条件となります。

 

(参考文献:竹田陽一著「ランチェスター 中小企業の成功戦略」ほか)

 税金一口メモ    給与所得  養老保険の保険料  

使用者が、自己を契約者、役員・使用人(使用人等)を被保険者とする養老保険に加入して使用者が払った保険料は、保険金の受取方により使用人等の経済的利益の有無を判定します。@受取人が使用者―経済的利益なし。A受取人が使用人等―経済手利益あり。B死亡保険金の受取人が遺族で、生存保険の受取人が使用者―経済的利益なし。特定の使用人等のみを被保険者としている場合は支払保険料の半分の経済手利益あり。詳しくは事務所まで。(h22.03p299)

雑情報 その1 今日はどんな  9月27日 1940年(昭和15)  日独伊三国軍事同盟締結

欧州と、アジアでの指導的立場を確立したい独伊と日本は、下記を主な内容とする軍事同盟をこの日ベルリンで締結しました。

@     欧州における新秩序建設に関する独伊の指導的立場と、アジアにおける新秩序建設に関する日本の指導的立場を相互に認め、尊重する。

A     現在交戦中の国以外の第三国から攻撃を受けた場合は、あらゆる政治的軍事的な手段を持って相互に援助する。

当初予定としては、これにソ連を加えた4カ国条約にする構想があり、外相の松岡洋介はモスクワを訪問しソ連のスターリンとの会談にその手応えを得、またドイツの外相リッペントロプも同様な構想を持っていました。この四カ国が同盟すればユーラシア大陸はその分割支配で安定したことでしょう。しかし、なぜかヒトラーは1941年16月22日、対ソ戦(バルバロッサ作戦)を開始し、この構想は瓦解しました。

独ソ不可侵条約もあり、ポーランドをドイツと分割支配したばかりスターリンには、侵攻は予想外のことで、容易に信じようとせず、一時かなり動揺したとのことです。首相の近衛文麿は独ソ戦の開始により、三国同盟の価値はなくなったとし条約の破棄を考えましたが、陸軍の反発を恐れ公表しませんでした。

ヒトラーは日本のソ連攻撃を期待していましたが、日ソ中立条約もあり、同盟条約上もこのような場合の参戦義務はなかったので、ソ連攻撃をせず南方に戦力を振り向けました。一方ヒトラーは米国との戦争を極力避けていましたが、日本が真珠湾攻撃により1941年12月8日対米宣戦布告すると、参戦義務はないにもかかわらず12月11日対米宣戦布告しました。

歴史のIFですが、日独伊ソ4カ国同盟が締結されていれば世界は変わっていたでしょう。あるいは日本が対ソ攻撃をしていればモスクワ、スターリングランドは陥落していたことでしょう。スパイ・ゾルゲの「日本の対ソ参戦なし」の情報により極東軍を対独戦に移動させたのが利きました。

その2 彼は言った、、、 「ラ・ロシュフコー箴言集」より

実際には、勝利は、勝利を目的とせず行動する各自の個人的利欲だけを目指す無数の行為によって生み出されるのである。つまり軍隊を構成するすべての者が、自分の名誉と自分の栄達に向かって進むことによって斯くも大きな全体の幸福を獲得するのである。

編集後記あるいは近況報告・雑感 (ご不用の方はお申し出くださいます様、お願い致します。)

尖閣諸島近海でのチャイナ(支那)漁船の船長逮捕事件で、彼らの本性が日人の誰の目にもハッキリ分かったのはいい事でした。少しは目が覚めたでしょう。菅総理は相変わらず寝ぼけ眼の様ですが。まさに鈍菅総理というべきか。目を覚ませ!