ニュースレター   翔牛(しょうぎゅう)   129号  平成23年6月16日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

強者(弱者の反面教師)の戦略に学ぶな(9) 強者は量を重視する

戦争での優勢軍は兵隊の数も、兵器、武器の種類を多くし、弾薬のも豊富にそろえ、個人の力量よりも、物量による確率戦的な戦いをする方が、効果的で、味方の犠牲も少なくて済みます。

これを例えば、営業に置き換えれば,営業に必要なモノの量を多くするという事になります。ここでいうモノとは、物理的な、貨幣的なモノばかりではなく、営業に必要な手段、手順等の知的なノウハウ等も含めて考えます。

そうは言っても先立つものは金です。資金の潤沢な大企業はここぞと思えば、湯水のごとく金にあかせて攻勢をかけてきます。

弱者はベトナム戦争での米軍に対するベトコンのように、第二次大戦のナチスに対するパルチザンの様に、自活できるアジト、山岳拠点等をまず確保する事が何より大事です。

(参考文献:竹田陽一著「ランチェスター 中小企業の成功戦略」ほか)

 税金一口メモ    貸し倒れに関する消費税額の控除   (No3164p53)

売掛債権の貸し倒れが生じた場合は、損金算入すると同時に、その105分の5(地方消費税を含む)を、当該課税期間の課税標準額に係る消費税から控除できます。金銭の貸付債権の貸し倒れが生じた場合は、売掛債権と同様に貸し倒れとして損金算入できますが、消費税法上は、金銭の貸し付けは不課税取引となりますので、消費税の計算には影響しません。詳しくは事務所まで。

雑情報 その1 今日はどんな 6月16日 1860年(万延元年)日本遣米使節団にニューヨーク熱狂す

1858年(安政5)締結の日米修好通商条約の批准書の交換の為に、正使新見正興、副使村垣範正、目付小栗忠正を始め使節団一行77名は、米国軍艦ポーハタン号と、護衛を名目とする咸臨丸に分乗して、1860年2月13日横浜からサンフランシスコへ向けて出発しました。

3月4日ハワイ着、カメハメハ4世に謁見。3月18日サンフランシスコ着、市長主催の歓迎式典盛大に行われる。4月24日パナマ着。まだ運河は開通していなかったので、汽車で大西洋側へ出て、1年前から用意されていた船で5月15日ワシントン着。同22日批准書の交換を無事に終えるとともに、25日間にわたるワシントン滞在を、国会議事堂、海軍工廠等の視察等休む間もなく過ごし、更にフィラデルフィアで6日間を過ごし、ニューヨークへ。

この日の午後、日本使節団のパレードを見ようと、約50万もの人がブロードウェイの押し寄せ、熱狂したと伝えられています。アメリカの代表的な詩人のひとりW・ホイットマン(当時41歳)もその中に居て、此の時の様子と感動を「The Errand bearers」(使命を帯びた者たち)という詩にして、6月27日の「ニューヨーク・タイムズ」に発表しました。(後にこの詩は 「A Broadway Pageant」(ブロードウェイのページェント)と改題され、「草の葉」という彼の代表的な詩集に収められています。)

彼は日本人に対するこの時の感動を「思慮深く礼儀正しい」、そして「超然として」という言葉で語っています。東洋の珍しい野蛮人が見られると思った多くのアメリカ人は、その気高い様子や、礼儀正しい気品ある立ち居振る舞いに圧倒された様でした。それまで彼らが見る機会の少ない中で、見てきたアジア人の多くは支那人(中国人)で、其れから想像していたアジア人とは全く違う、「高貴で優雅、しかも超然として」ブロードウェイを行進する日本使節団に、その精神的気高さを感得し、魅了され、熱狂したのでしょう。

其れから151年。今のこの日本の体たらく。草葉の陰で彼らは嘆いていることでしょう。

その2 彼は言った、、、 「ラ・ロシュフコー箴言集」より

そして、薪が火を燃え続けさからせるように、富が悪徳を育み増大させる代わりに、われわれが富をすべての美徳に捧げ、それによって、美徳を一層好ましく、一層輝かしいものにすることさえできるのである。

 

編集後記あるいは近況報告・雑感 (ご不用の方はお申し出くださいます様、お願い致します。)

夏本番まで後わずか。当事務所の今夏の節電対策その1、照明は外光利用を旨とし、その不足する時も机上のみ点灯。その2、PC,OA関係機器は効率、省力を心掛ける。その3、所内服装は短パン、ポロシャツ、アロハOK。その4、止むを得ずの冷房は控えめにしっかり。