俊ちゃんニュースレター翔牛(しょうぎゅう) 第29号       平成18年12月16日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

ランチェスターの法則

第一法則 敵味方が刀、槍などの武器で体当たり的な、白兵戦を行うイメージ。

例えば、甲軍50人が乙軍30人を全滅させた場合、甲軍も30人が殺され残存兵数は20人となる。歴史的に見ても「天王山の戦い」や「川中島の戦い」などで、勝った方も負けた方もほぼ同数の損害を出している。

第二法則 敵味方が、数百メートルから数十キロ離れて、ライフル銃や、大砲などで攻撃し合うイメージ。例えば、甲軍5人、乙軍3人がそれぞれライフル銃で攻撃しあう場合の攻撃力は、それぞれ次の通りになります。

甲軍は、確率1/3の攻撃を5人がすることになります。→ 1/3 X 5=5/3

乙軍は、確率 1/5の攻撃を3人がすることになります。→ 1/5 X 3=3/5

この結果、攻撃力の比は、甲軍:乙軍=25/15:9/15→25:9と、人数の2乗比になります。

甲軍は乙軍の約2.8倍(=25/9)の攻撃力を持つことになり、被害率はこれに反比例(攻撃力が大きいと損害率は小さくなる)しますので、仮に、乙軍が全滅するまで戦った場合の甲軍の残存数は25−9=16の平方根で4となります。乙軍3名が全滅し、甲軍は4名が残る(損害は1名)ということになります。

この2つの法則をどう経営に応用するかが、まさに経営者の腕の見せ所ということになります。

税金一口メモ  法人税実効税率の各国比較(%) 

日本40.69 米国45.95 ドイツ39.9 フランス33.33 中国33.0 英国30.0 韓国27.5 

雑情報 その1 今日はどんな日

12月7日 山下奉文(ともゆき)大将に死刑判決 1945年(昭和20)大東亜戦争劈頭のマレー攻略作戦を指揮し、シンポールを陥落させた英雄で「マレーの虎」として有名。戦局悪化の中1944年(昭和19)9月、第14方面軍(フィリピン)司令官に任じられましたが、来襲してきたマッカーサー指揮する連合軍に押され、勇戦するも制海権、制空権なく、ついに終戦。

9月3日バギオ(フィリピン)で降伏文書に調印。すぐにマニラへ送られ、住民虐殺の容疑で軍事裁判にかけられまし。後に同じマニラで同じ容疑で死刑になった、本間雅春中将(マッカーサーをフィリピンから撤退させた司令官)と同様、まともな裁判ではなく、マッカーサーの個人的な復讐心を満たすためのものでした。

裁判中は、終始もの静かな紳士的な態度で、一切弁解せず、責任を一身に背負う姿は、原告側にも純潔で高貴な深い印象を与えましたが、大方の予想に反してこの日死刑判決となりました。この裁判を取材、傍聴していた米英等の記者12人は全員「無罪」と判じました。

ニューヨークタイムズ紙等はこの判決を報じて「マッカーサーの個人的な復讐のために、アメリカの民主主義と正義は大いなる汚点を残した。」と論評しました。

後にベトナム戦争で「ソンミ村事件」(カリー中尉指揮する米兵が504人の無抵抗の村民を虐殺)が発生したときに、同紙等は山下裁判と同じ基準で裁けば、ベトナム派遣軍司令官ウェストモーランド将軍(後に陸軍参謀総長)は、間違いなく死刑に処されることになると断じました。

その2 彼は言った、、、                          

他人に対して賢明であることは、自分に対して賢明であるよりたやすい。(ラ・ロシュフコー箴言                   

馬鹿な人たちが同席していないと、才子もしばしばお手上げになってしまう。(同上)    集)

編集後記 

早くも師走。徐々に寒さも厳しくなってきたようです。忘年会も結構ですが、腹も身のうち。飲みすぎと、風邪に注意しましょう。

(ご不要の方は、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。