俊ちゃんニュースレター翔牛(しょうぎゅう)     第60号  平成20年6月16日 

発行所 津城公認会計士事務所                      http://www.cpa−tsushiro.com

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

小規模1位主義、部分1位主義(3)〜細分化して考える(2)

3 営業地域を細分化する

  海、山、川など自然の障害物で分断されている場所を見つける。

  島、半島、港町、盆地、山裾や川べりなど孤立的な集落を他と区分する。

  大都市周辺でも川、鉄道、高速道路などで他と分断されている場所がないか。

  大都市から離れて、孤立している所がないか。

 

  差別化も細分化も困難な時は撤退する

  次のような状況の時は無理をしないで撤退する。

    商品が飽和期に入り、差別化が効かない。

    各社入り乱れてマネ、類似商品が多く差別化が効かない。

    商品が衰退期にはいってきて差別化も効果がない。

    中国等から安い類似商品が入ってきて差別化でも太刀打ちできない。 

       (参考文献:竹田陽一著「小さな会社・社長のルール」ほか)

 法律一口メモ  特例有限会社(15)  同じ市町村内の同一商号は認められるか 

従来は、同じ市町村内での同一商号は類似商号の禁止ということで、登記が認められませんでした。会社法ではその規制がなくなりましたが、同じ住所で同じ商号は認められません。つまり住所が違えば同じ商号が登記できるということです。詳しくは事務所まで。

雑情報その1 今日はどんな日  6月12日 1893年(明治26) 福島安正,単騎シベリア横断

ドイツ公使館付武官の任を終えた陸軍少佐福島正安は、いずれ避けられないであろうロシアとの戦争に備えての情報収集の思惑を秘めて、単騎でのシベリア横断を経ての帰国を計画。隠密に実行するつもりがアメリカなどの新聞にまで報道され、ドイツ皇帝ウィルヘルム2世から、赤鷲三等勲章を授与され謁見を賜るなど、出発前から世界的な英雄となりました。

明治25年2月11日(紀元節)ベルリンを出発。途中露都ペテルブルグに立ち寄り、騎兵将校らの歓待を受けました。ナポレオン1世を打ち破った勇猛を誇る彼らですら、冬季の単騎シベリア横断を企てた者すらなく、福島の剛毅に感嘆し感激しました。半月の滞在中に、ロシア軍の兵力は日本の約14倍、中でも騎兵は練度、士気とも高く精鋭ぞろいとの情報を得ました。

ウラル山脈を超えシベリアに入り、途中、中央アジア、外蒙古、北満州など経てシベリアに戻り、この日無事、ウラジオストクに到着。所要日数487日、踏破距離3800里。この壮挙に日本中が沸きあがり、さらにこの横断中に中佐に昇進、勲三等を授与されました。

翌年8月1日、日清戦争がはじまり、翌年4月日本の勝利で終わりました。さらにその9年後の1904年(明治37)、ロシアの強引な圧力を撥ね返すべく日露開戦を決断しましたが、その決断と開戦後の満州での戦勝に、福島安正がこのシベリア横断中に収集した正確な、豊富な情報がおおいに役立ちました。

日本人の冒険家の遺伝子は堀江健一、植村直己などに受け継がれていますが、冒険の種類というかレベルというか、桁が違うような気がします。これも畢竟、日本の国の桁が違ってきたからなのでしょう。

 

その2 彼は言った、、、 ラ・ロシュフコー箴言集より

偉大な人物になるためには、自分の運を余すところなく利用する術を知らなければならない。

大部分の人間は植物と同じように各々隠れた特性を持っており、偶然がそれを発見させる。

 編集後記 

6月も半ばを過ぎ、もうすぐ夏至ですね。関東も梅雨入りしました。今年の夏はまた暑くなるのでしょうか?

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