俊ちゃんニュースレター翔牛(しょうぎゅう) 第71号  平成20年12月16日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

 

経営に必要な情報を集める

孫子の言葉に「敵を知り己を知れば百戦危うからず、敵を知らず己も知らざれば戦うたびに危うし。」とありますが、競争相手やお客を知らなければ、経営はうまくいきません。知るためには情報を集めなければなりません。

1 お客が本当に欲しがっている物は何か。アンケート調査や、苦情の分析などを参考にしながら、社長自身が注意深くお客の反応を観察する。

2 見込み客の発見方法を見つけ出す。利益の源泉はお客が払ってくれるお金なので、見込み客を効率よく見つける方法を発見する。

  A 業績のいい同業者はどうしているか。

  B 類似業種、関連業種で業績のいい会社はどうしているか。

3 社員が20人以下の製造業、卸売業では社長が現場のお客と直接接触するので生の情報が入ってくるが、それ以上になると間接情報が多くなるので、定期的に得意先を営業抜きに訪問し社長などの話を聞く。@お客の将来情報、A得意先の人事情報、販売方法など。

      (参考文献:竹田陽一著「小さな会社・社長のルール」ほか)

 税金一口メモ  各国の消費税と複数税率 

フランスの標準税率は19.6%ですが、一般的な食料品は5.5%。イギリスの標準税率は17.5%ですが一般的な食料品は課税対象外。この標準税率を15%に引き下げることにしました。日本は単一税率ですが、そのうち複数税率になるかも知れません。詳しくは事務所まで。

雑情報 その1 今日はどんな日  12月8日  1941年(昭和16) 真珠湾攻撃

昭和16115日の御前会議で「外交交渉を優先し、それが不調の場合、121日和戦いずれかを選択する」ことになっていました。1126日いわゆるハル・ノートが提議され、これまでの交渉経過を無視するような高飛車な内容に、これを最後通牒と受け取り開戦と決し、真珠湾攻撃となりました。

この日の午前130分第一次攻撃対188機、同午前245分第2次攻撃対171機が出発。奇襲に成功し主な戦果は戦艦沈没5、中破3、航空機破壊188機、損傷144機、戦死2345名。日本軍の損害は航空機29機、戦死55名などでした。

港湾設備、ガソリンタンクなどを徹底的に破壊すべく、第3次攻撃が検討されましたが、結局南雲忠一中将の判断で午前9時ごろ日本に向けて帰航。後にこれが禍根となりました。

昭和17年5月8日、日米の機動部隊同士の珊瑚海海戦が行われ、損害は米側正規空母1撃沈、同1中破、日本側軽空母1撃沈でしたが、中破した空母ヨークタウンは5月27日ようやく真珠湾に戻り、3カ月を要するといわれた損傷をわずか3日の昼夜兼行の修理で終え、次の海戦予定海域のミッドウェイへ向かい、その航行中も修理を続け6月5日からの戦闘に他の2空母と共に参加しています。

もし第3次攻撃が行われ港湾設備が破壊されていれば、修理のために本国まで戻らなければならず、ミッドウェイ海戦には間に合わなかったでしょう。そうすれば、数々の不手際と不運があったミッドウェイ海戦でも日本が勝っていたでしょう。歴史にifはないと言いますが、そうするとその後の展開は大いに違ったものになったでしょう。

その2 彼は言った、、、 ラ・ロシュフコー箴言集より

自分が間違っているとはどうしても認めない人以上にたびたび間違いを犯す人はいない。

馬鹿には善人になるだけの素地がない。

虚栄心は美徳を根底から覆さないまでも、少なくともあらゆる美徳をぐらつかせる。

 編集後記 (ご不要の方は、ご連絡下さいます様お願い申し上げます。バックナンバーご希望の方はお申し出下さい)

今年もあと半月となりました。徐々に寒くなって来ましたが、景気が悪いと余計に身に沁みます。今年は不景気の中で暮れて行きそうですが、来年は最悪を覚悟しながら最善を尽くし、光明を目指す年にしたいものです。それには体力と気力と知力を鍛えるしかありません。簡単な事ではありませんが、、、。