ニュースレター   翔牛(しょうぎゅう)  86号  平成21年8月17日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

 

経営の目的は何か

経営の目的は「利益発生源のお客を作りだし、その数を増やすこと」です。経営の構成要素としてよく「人(従業員)・物(設備等)・金(資金)」と言いますが、それらはこの目的達成のために必要とされることです。

そして、経営で利益の発生する瞬間は 「お客のお金と自社の商品(サービスを含む以下同様)を交換する時」だけです。

経営の目的が「利益」だと考える人もいますが、そうだとすると、お客は手段になってしまいます。物と金は確かに手段ですが、人(従業員)は単なる手段ではありません。ましてやお客は手段ではありません。

「利益は経営の目的ではなく、その前提である」とP.ドラッカーは言っています。このように利益を考えると、利益の経営における必要不可欠性がよく理解できます。利益には利益の内部留保たる利益剰余金も当然含まれます。いつも赤字で、内部留保もない会社は経営の前提条件が欠けていることになります。

   

(参考文献:竹田陽一著「小さな会社・社長のルール」ほか)

 税金一口メモ  消費税 非課税取引と不課税取引  

消費税法で課税取引に該当しない取引に、非課税取引と、不課税取引があります。前者は土地、有価証券の譲渡や、社会医療保険など課税対象になじまないものや、社会的な配慮から課税されないものですが、後者は国外取引や、寄付・贈与などのように、対価に対して見返りとしての給付を受けないものなどです。時は詳しくは事務所まで。

 

雑情報 その1 今日はどんな日  8月9日 1945年(昭和20)長崎の原爆投下とソ連侵攻

アメリカ合衆国の政府・軍の首脳部は、対日戦争は本土上陸や新兵器(原子爆弾)を使用するまでもなく、戦争を終結させられるだろうと確信していたことは、ほぼ確実なようです。にもかかわらずなぜ6日の広島に続き長崎にも原爆を投下したのでしょうか。

トルーマン大統領の個人的な人間性によるとする説(彼は臆病者と思われるのが嫌だった。)や、上陸戦や地上戦に伴う人的被害を避ける(これが現在に至るまでの公式な理由の最たるものです。)など諸説ありますが、ソ連の参戦前に戦争を終結させ、戦後の対ソ連牽制の為という説も有力なようです。

しかしアメリカの原爆開発、原爆投下に焦りを感じたソ連は、1946年4月25日まで有効な日ソ中立条約を一方的に破棄し、いきなり8日深夜対日宣戦布告し、この日に満洲国、千島列島等に侵攻を開始して来ました。日ソ中立条約の延長はしないとの通告は事前にありましたが(延長しない場合は、1年前に通告することになっていました。)、日本大使館の電話回線等はすべて切断され、全くの奇襲攻撃でした。

日本は敢えて、対ソ連宣戦布告をせず、「韓信の股潜り」で耐え忍びましたが、その侵攻は終戦後の9月5日の北方4島の占領まで続きました。この火事場泥棒的な占領がいまだに続いています。

 

 彼は言った、、、 ラ・ロシュフコー箴言集より

敵に同情のしるしを示すのは、自分の方が優位に立っていることを思い知らせるためなのである。

この世には、われわれの感受性を絶する極度の幸と不幸が存在する。

あらゆる激しい情念の中で最も女に不似合いでないのは恋である。

 

編集後記あるいは近況報告・雑感 

8月15日の終戦記念日、昼間は用があったので、夜7時ごろ靖国神社に行ってきました。本殿前の門が閉まりかけていましたが、駆け込みで入れてもらいました。さすがに人数は少なくゆったりとお参りできました。帰りは脇の通用門のような所から外へ出ました。夜の靖国神社、静かで厳かでした。