ニュースレター   翔牛(しょうぎゅう)  87号  平成21年8月31日 

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ランチェスター戦略による 社長の経営戦略教室  

経営の目的は何か

「利益は経営の目的ではなく、その前提である」とP.ドラッカーは言っています。利益がないと次のような経営上の問題に対応できなくなります。

1 予想できない大きな費用が発生するとき。

2 工場の増設や支店の開設などの拡大策が必要な時。

3 売れ筋商品が売れなくなったり、主力商品が落ち目になる前に、新製品を開発、開拓しなければならない時。

4 子会社などを作って将来事業拡大するとき。

 

以上のように、会社を長く安全に経営するために必要な資金を、借金にばかり頼っていては借金返済で首が回らなくなります。長く、安全に会社を経営するために前提的に必要なのが利益です。

(参考文献:竹田陽一著「小さな会社・社長のルール」ほか)

 税金一口メモ  消費税 非課税売上と課税売上割合計算の分母  

消費税法では、売掛金等の金銭債権を第三者に譲渡した場合は、其の売上は非課税売上になり、原則として課税売上割合計算の分母に含まれます。一方商品売買等の対価として直接取得した「売掛金」を第三者に譲渡した場合はその「売掛金」売上は非課税売上になりますが、課税売上割合計算の分母には含めません。商品売上と、売掛金売上げが二重に分母に含まれるのを避けるためです。詳しくは事務所まで。

 

雑情報 その1 今日はどんな日  8月25日 1543年(天文12)種子島に鉄砲伝来

この日、台風に遭遇し種子島の西之浦湾に漂着した中国船に乗っていたポルトガル人が持っていた、火縄銃の実射を見てその威力を認めた第14代種子島領主の種子島時堯(ときたか)は、好奇心旺盛な15歳の若き領主でした。鉄砲2挺を2千両(現在のお金で約2億円)で購入し、刀鍛冶の矢板金兵衛清定に鉄砲作り、家来の篠川小四郎に火薬の調合法を研究させました。金兵衛は銃尾を塞ぐ鉄片を止めるネジに苦労しましたが、2年後には数十挺の鉄砲を作り上げました。島は砂鉄の宝庫で、砂浜は黒砂。鉄は現地調達。正に天恵でした。

これが当時黒潮を利用して種子島と貿易関係のあった紀州の根来衆や、さらにそこを経由して近江の国友村や、摂津の堺などに広まりました。その20年ほど後には全国で鉄砲の保有量が約50万挺にのぼり、当時の世界の鉄砲保有量の約80〜90%を占めるほどになりました。

織田信長は天下統一を目前にし、その野望は朝鮮、明国(支那)、さらにはルソン、インドシナ等の海外を目指していたようです。筑前守羽柴秀吉、日向守明智光秀を先兵として、戦国時代100年を勝ち抜いた精強兵100万、当時の最先端兵器たる火縄銃50万挺をもってすれば、10年ほどで目途は付いていたことでしょう。

当時の世界の2大強国たる、スペイン、ポルトガルもその軍事力は陸軍に限れば日本1に対して、0.1〜0.2程度で、日本は当時世界最強の陸軍国だったと思われます。信長の野望の実現を目指した秀吉は病に倒れ、家康は内にこもり一国平和主義的国家を選びました。250年後、世界は一変していました。

 

 その2 彼は言った、、、 ラ・ロシュフコー箴言集より

虚栄心は、理性よりも一層数多く我々の好みに反することを、我々になさしめる。

偉大な才能を作るくだらない素質がある。

人は理性でしか望まないものは決して熱烈には望まない。

 

編集後記あるいは近況報告・雑感 

民主党の圧勝で選挙も終わりました。消去法で仕方なく出た結果のようで、個人的には高揚感は全くありません。あとは政界再編成ですかね。旧社会党左派を抱え込んだ民主党と社民党(旧社会党)との連立ではろくなことはないし、お手並み拝見というほどの余裕もないと思いますが。